Sideways

なんと1年以上もこのブログを更新していませんでした。

忘れていたわけじゃないんです！

書かねば、書かねばと思いつつ、
ワインを飲んで日々楽しんでおりました。

ま、不幸なのか、幸いなのか、あまり読者がいないブログなんで、
これからも、相当ほそーく、続けていきます。


実は今日はワインそのものの話というよりも、
カリフォルニアワインの映画について。

Sideways、という映画。

CAの海沿いを走る101号、ここには無数のワイナリーが。
左手に海、右手にぶどう畑、というすばらしい風景の場所であり、
古くはアメリカにキリスト教を伝えた宣教師達が、
ワインの文化をもたらしながら、南下していった歴史のある場所なのですね。
Santa ～、という地名が多く存在するのも、この場所の特徴。
Santa Barbaraとかも日本でも有名ですよね。

San Diegoのおじさんが新郎の結婚式1週間前の、
自由気ままな旅をワインとゴルフでもてなそう、と企画した面白可笑しい旅の話。

ま、旅というか、人生というか、ワインというか。

いやーしかし、ワインって深いんです。

この映画を観ると、自分のワインに対する愛情と知識の少なさを痛感します。

いつか、また101をドライブしながら、数々のワインを味わう
のんびり旅行をしたい！と思います。
それまでに、もっとワインの勉強をせねば。

赤ワインで肺ガン予防 Red wine may decrease Risk of Lung Cancer

私の購読するWine Spectator という雑誌で
非常に面白い記事を見つけたので、ご紹介。

タイトルどおり、
『赤ワインで肺ガン予防』という情報。

10月のissue of Cancer Epidemiology Biomakers & Preventionで
発表になった、というこの記事。
CA　Pasadenaの研究者が、84,170人の45歳～69歳の男性を対象に
2000年～2003年の間に調査した結果で明らかになった事実。

この8万人超えの人々一人ひとりに、
喫煙状況や飲酒習慣など細部にわたって調査したそうで、
その結果、赤ワインを一日に1杯～2杯飲んでる人は、
肺ガンになる確率が非常に低いことがわかったそうだ。

まず、ノンスモーカーの人の中で比較。
赤ワインを1日に1杯～2杯飲む人は、
飲まない人に比べて4%肺ガンになる確率が低かったそうだ。

そしてスモーカー。
なんと同じように飲む人は飲まない人に比べて、60%も肺ガンになる確率が低いそうだ。

もちろん、肺ガンのリスクを下げるには、禁煙することが一番だそうだが、
赤ワインは予防になる、という調査結果が明らかになった。

なんでも赤ワインに含まれるAntioxidant（酸化防止剤）が
肺ガンリスクを下げる働きをしているそうだ。

ちなみに、アルコール成分が肺ガンを引き起こす可能性についても
よく言われていることらしいけど、
これについては、未だ学術的に証明されていないそうだ。


さあ、みなさん！！赤ワインを飲みましょう。